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メディアからみる国家と民衆の暴力 2019年度第2回研究会へのおそさい

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アジア民衆史研究会 2019年度第2回研究会を、以下の要領で行います。ぜひご参加ください。
アジア民衆史研究会 2019年度第2回大会 メディアからみる国家と民衆の暴力 日時 2020年1月11日(土)  13時開始 会場明治大学 駿河台キャンパス研究棟 2階 第9会議室 *事前のお申し込みは必要ありません。 *当日はレジュメ代をいただきます。 報告 三澤真美恵(日本大学)「映画『セデック・バレ』にみる表象の不可能性と可能性」(仮)広中一成(愛知大学)「通州事件遭難者家族の戦後──インタビューをとおして」伊藤俊介(福島大学)「芝居に描かれた真土村事件──『噂廼松蚊鎗夜話』の分析をもとに」 お問い合わせ アジア民衆史研究会事務局 popular.history.in.asia@gmail.com 趣旨文アジア民衆史研究会では、「メディアからみる国家と民衆の暴力」をテーマとし、シンポジウムを開催する。以下がその理由となる。 近年、ポスト・トゥルース、フェイク・ニュース、憎悪をかきたてるような日中、日韓関係報道やSNSによる動画配信などのメディアの拡散力、メディア発信層の多様化、国家権力による芸術分野への表現に対する圧力など、“事実”を重視する歴史学にとり看過できない問題群が発生している。メディアのもつ社会的意味が問われていると言えよう。 メディアにとって、恐怖を生み出す暴力は加工しやすく伝えやすい素材である。メディアが暴力をどう扱い表現するか、そしてそれを受け止める民衆がいかに反応していったのか、というメディアと暴力の関係を問うことは、現代歴史学にとり重要な論点になると言えよう。そこで、アジア民衆史研究会では、メディアという側面から国家と民衆との関係を問うことを基軸とし、暴力という切り口を加味し検討したい。 メディアが民衆の歴史認識や自他国イメージ、時代像の形成において重要な役割を担ってきたのと同様、民衆もメディアの作り出すイメージに影響を与えており、メディアと民衆は相互に作用し合う関係にある。 無論、暴力そのものが人々の注目を集めやすい事象であり、そのためメディアが積極的に暴力を取り上げてきた面はある。そのため、“事実”であるかどうかよりも、メディアにおいてはレトリックが重視される傾向にあり、メディアで描かれることすべてが“事実”とは限らない。 しかし“事実…

『アジア民衆史研究』第24集を発行しました

『アジア民衆史研究』第24集を発行しました。 一般の書店・ネット書店等での取り扱いはございませんので、ご購入をご希望の方は、事務局までお気軽にお問い合わせください。一冊2,000円、および送料(実費)にてお送りします。 なお2019年5月25日・26日に開催される歴史学研究会大会の書籍展示、および6月6日の2019年度第一回研究会にても、バックナンバーも含め頒布しています。ぜひお立ち寄りください。 アジア民衆史研究 第24集目次中嶋 久人・深谷 克己「序文」 2018年度 第1回研究会 自由論題報告江永博「史跡名勝天然記念物と1930年代の植民地台湾社会」 韓梨恵「植民地朝鮮における青林教の活動―布教内容に着目して―」 土井雄貴「国民精神総動員運動における建国奉仕隊と日の丸弁当―「聖地」奈良を中心に―」 2018年度 第2回研究会 シンポジウム
工兵と新聞記者がみた19世紀朝鮮趣旨文 青木然「原正忠「韓行日記」からみる壬午軍乱と朝鮮観」 原正忠「韓行日記」翻刻 中川未来「日清戦前の朝鮮経験と対外観形成―在朝日本人・地域社会・居留地メディア」 金山泰志「<コメント>対外観研究の課題」 討論要旨

2019年度第1回研究会へのおさそい

アジア民衆史研究会 2019年度第1回研究会を、以下の要領で行います。ぜひご参加ください。
アジア民衆史研究会 2019年度第1回大会 日時 2019年6月8日(土)  13時開始 会場明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 8階 1084教室 *事前のお申し込みは必要ありません。 *当日はレジュメ代として500円をいただきます。 報告 宮本司(明治大学)「竹内好の「翻訳」論について――『中国文学』誌上における「翻訳」論争の検討を中心として」本報告では、「大東亜戦争と吾等の決意」(1942 年)、『魯迅』(1944 年)、「近代の超克」(1959 年)、「アジア主義の展望」(1963 年)などで知られる中国文学者、竹内好(1910-1977年)の「翻訳」論につき検討を加える。具体的には、『中国文学』誌上にて、1941 年に展 開された吉川幸次郎(1904-1980年)との「翻訳」にまつわる論争を考察対象とし、その論争がたどった道筋や論点を、当時の状況に即しつつ時系列的に整理する。また、従来あ まり顧みられなかった個々の「訳文」をも含めた具体的な事象の検証から、竹内好の「翻訳」論の全体像の帰納を試みる。そして最後に、その「翻訳」論と彼の戦後の諸言説や「中国」観との間にある関係性についても論じようと思う。 宮崎智武(明治大学)「創氏改名の政策構想とその「挫折」」本報告は、1940 年に植民地朝鮮で行われ朝鮮人に多大な苦痛を与えた創氏改名政策の政策構想を再検討し、そこで浮かび上がった政策構想は、朝鮮人を届出に向かわせていく中で「挫折」させられていたのではないかとするものである。
従来80%という高い届出結果を得たことは、総督府権力の強大さを示すものであり、総督府にとっては「成功」と評価されてきた。しかし予算文書や議会への説明文書を検討していくと、そもそもそのような多い届出を求めることが狙いであったのではなく、むしろ非体制協力的な者の届出は抑制し、朝鮮人を分断しようとしていた政策であったことが浮かび上がってくる。そしてこの構想は、初期には朝鮮人の不届、末期には逆に届出を行う朝鮮民衆によって「挫折」させられていったのである。 李豊海(朝鮮大学校)「在日朝鮮人労働組合の「大同団結」の課題と中央組織化――在日朝鮮人労働総同盟の創立…

工兵と新聞記者がみた19世紀朝鮮 2018年度第2回大会

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アジア民衆史研究会 2018年度第2回研究会を、以下の要領で行います。ぜひご参加ください。 工兵と新聞記者がみた19世紀朝鮮アジア民衆史研究会 2018年度第2回大会報告者・論題第一報告廣瀬邦彦(舞鶴地方史研究会・京都府立東舞鶴高校)「「韓行日記」発掘のいきさつと所蔵者池田儀一郎について」青木然(アジア民衆史研究会・たばこと塩の博物館)「原正忠「韓行日記」からみる壬午軍乱と朝鮮観」第二報告中川未来(愛媛大学)「日清戦前の朝鮮経験と対外観形成—在朝日本人・居留地メディア・地域社会」コメント金山泰志(同朋大学)日時・会場2018年12月8日(土)午後1時30分開始 明治大学 駿河台キャンパス リバティータワー 11階 1113教室 事前申し込みは不要です お問い合わせ/最新情報 アジア民衆史研究会事務局
popular.history.in.asia@gmail.com 趣旨文2018年第2回研究会では、壬午軍乱(1882年)に従軍した工兵と甲午農民戦争(1894年)を報じた新聞記者の朝鮮経験に着目し、彼らのテクストやその影響から、同時期の日本の朝鮮観を考えたい。 近代日本の対外観に関する研究では、その時代を代表する知識人の論説やメディアの論調に着目し、内政・外政のパワーバランスをめぐる議論のなかで、対象となる国・地域がどのように論じられたかを分析する方法が主流といえる。当時支配的だった対外観を復元するうえでは、こうした方法は有効だろう。 しかし、時代を牽引した外交論は自国に利するように論じられる傾向にあり、その対外観もおのずと論旨に合わせ戦略的に構築されたものとなる。また、当時の論調から最大公約数的な“日本の”対外観を導き出すことは、個々の主観に現在の地点からナショナルな枠をもう一度かぶせてしまう作業ともなる。近年では視聴覚メディアなどの通俗的なテクストも視野に入れながら、より広範な民衆の対外観を見通そうとする研究も増えてきているが、こうした作業も日本語メディアの作り出した解釈枠組みを復元することに終始しかねないという問題を抱えている。 現在を生きる私たちの対外観がナショナルな語り方に拘束されていて、それが排外主義への傾斜を促すこともある。だとすれば、対外観の研究においては、支配的な対外観の復元だけをめざすのではなく、個々の経験や動機に根ざしたレベルの対外観から、支…

2018年度第1回研究会へのおさそい

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アジア民衆史研究会 2018年度第1回研究会を、以下の要領で行います。ぜひご参加ください。

アジア民衆史研究会 2018年度第1回大会 日時 2018年6月23日(土)  13時開始 会場明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 8階 1085教室 報告 江永博(早稲田大学)「史跡名勝天然記念物と 1930年代の植民地台湾社会」韓梨恵(千葉大学)「植民地朝鮮における青林教の活動と展開」土井雄貴(法政大学)「「聖地」奈良への動員における消防組の活動」 *事前のお申し込みは必要ありません。 *当日はレジュメ代として300円をいただきます。 お問い合わせ アジア民衆史研究会事務局 popular.history.in.asia@gmail.com

東アジアの視点から安丸民衆史を考える 2017年度第2回大会

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アジア民衆史研究会 2017年度第2回研究会を、以下の要領で行います。ぜひご参加ください。
東アジアの視点から安丸民衆史を考える アジア民衆史研究会 2017年度第2回大会 日時 2017年12月16日(土)  13時開始 会場明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 7階 1075教室 報告 澤井啓一 「儒教土着化」論から安丸思想史を考える――「通俗道徳」及び「民衆宗教」はどこまで有効な概念か――深谷克己  安丸思想史における日本と東アジア、そして世界武内房司  清末民衆宗教に見る宗教的回心の諸相――安丸良夫氏の民衆宗教研究に寄せて―― *事前のお申し込みは必要ありません。 *当日はレジュメ代として500円をいただきます。 お問い合わせ アジア民衆史研究会事務局 popular.history.in.asia@gmail.com 趣旨文今回のシンポジウムは、安丸良夫の民衆史研究を東アジアの視点から考えることを開催の目的としている。アジア民衆史研究会は東アジア民衆像の総体的理解という視座にたって研究活動を続けてきた。一九九七年に当研究会が開催した「東アジアの近代移行を民衆運動史からとらえる国際シンポジウム」では、「共通する体験と異なるもの、さらに対立する経験などの経験(ママ)を総合して、なお『東アジア民衆』という概念が成立しうるのかどうかを問いながら、近代化に成功したか失敗化したかを速断するよりも、近代移行の過程を民衆がどのように体験していくのかを機軸に近代移行を特徴づけ深めていきたい」と趣旨文で表明している。以後、近代移行期を中心として、東アジア民衆像について研究活動を続け、国際交流を行ってきた。 近年において、深谷克己らが提唱した「東アジア化」論は日本の歴史学界における一つのイッシューとなっている。中国史研究者の岸本美緒は、「東アジア化」論の課題を、「中国(や朝鮮)で色濃くみられた秩序形成のあり方(儒教なかんずく朱子学、集権的政治体制、文人支配などによって特色づけられる)を『東アジア的』というなら、日本はそのような東アジア的秩序形成(すなわち『東アジア』化)を行いえたのか否か、そして現代的な見地からそのことをどのように評価すべきか」と整理している(岸本美緒「地域論・時代区分論の展開」、歴史学研究会編『第四次現代歴史学の成果と課題』、二〇一七年所収)。こ…

『アジア民衆史研究』第22集を発行しました

『アジア民衆史研究』第22集を発行しました。目次は以下の通りです。
またご購入をご希望の方は、事務局までお気軽にお問い合わせください。
アジア民衆史研究 第22集 目次 中嶋久人・深谷克己「序文」
2016年度 第1回研究会 書評『日韓民衆史研究の最前線』 大月英雄「東アジアの民衆をいかに描くか 日本の史学史を参照軸として」
小川原宏幸「歴史における全体像把握のために」
討論要旨
2016年度 第2回研究会
シンポジウム 「身分」と「門中」から問う琉球・沖縄社会
東アジアの近世・近代を島嶼社会琉球から考える 趣旨文
山田浩世「近世琉球社会の中の身分変更 庖丁人・医師・海運業者などを中心として」
玉城毅「階層文化としての親族 地方役人層と一般の百姓にとっての「門中化」」
松沢裕作「 <コメント> 結びつきを比較する 日本近世・近代史研究の立場から」
討論要旨