2006/12/26

シンポジウムを開催しました

第2回シンポジウム

死をめぐるポリティクス 

──東アジアにおける民衆の世界観(6)──


日時:2006年12月10日(日)13時から


報告:

   西木浩一「近世都市江戸の墓制 ──東京の墓制の前提として」

   胎中千鶴「日本統治期台湾社会の死体をめぐる状況」


会場:早稲田大学染谷記念国際会館 1階 レセプションルーム

   〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-4 [周辺地図]


事前のお申し込みは必要ありません。お気軽にご参加ください。


参加費は無料ですが、レジュメ代200円を頂きます。


※今回は幹事会および総会はございません。

2006/08/30

第3回ワークショップを開催しました

2006年8月26日・27日、アジア民衆史研究会ワーキンググループは韓国の歴史問題研究所と、第4回共同ワークショップを開催しました。
テーマは「近代移行期における東アジアの民衆のあり方を比較し、連関を考えるための国際的ネットワーク」構築のためのワークショップ 3です。
詳細につきましては、会報22号にてご報告いたします。

日程
8月26日(
 個別報告会:
   檜皮瑞樹「日本における「旧慣調査」事業研究の現状」
   鈴木文「統監府及び総督府による「旧慣調査」事業に関する研究について」
   許英蘭「旧慣調査に対する概要」
   共同研究主題の方向性に対する討論
 歴史問題研究所との夕食会
8月27日(
 フィールドワーク:
   国立中央博物館、国立戦争記念館ほか見学
 歴史問題研究所との懇親会

図書の寄贈

図書の寄贈

懇親会

懇親会

戦争記念館

戦争記念館

2006/07/30

シンポジウムを開催しました

第1回シンポジウム

死をめぐるポリティクス

東アジアにおける民衆の世界観(6)


日時:2006年7月29日(土)

   【幹事会】13時から

   【総会・大会】14時から


報告:

   中嶋久人「近代初頭の東京における墓地建設 ──神葬祭墓地から公共墓地へ」(仮)

   高村竜平「朝鮮総督府の墓地政策とその影響」(仮)


会場:早稲田大学染谷記念国際会館 1階 レセプションルーム

   〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-4 [周辺地図]


事前のお申し込みは必要ありません。お気軽にご参加ください。


参加費は無料ですが、レジュメ代200円を頂きます。


※幹事会を開催いたしますので、幹事の皆様は13時にご参集下さい。


みなさまのご参加、ありがとうございました。次回は12月の開催を予定しております。

2006/07/20

2006年度テーマ 死をめぐるポリティクス:東アジアにおける民衆の世界観(6)

死をめぐるポリティクス

大多数の人びとがおそらく経験するであろうところの死。言うまでもなく、それは死するその人にとっての個々人の問題、個別的な限界状況であるが、同時にそれは、さまざまな人々・社会諸集団・あるいは諸制度などからの介入によって、社会的な「何か」を生産する場でもある。この場において個々人の限界状況は、さまざまな位相における限界状況へと接続を試みられ、あるいは社会的な意味──たとえば「慰霊すべき死者」「模範とすべき/すべきではない死」「共同体の守護者」など──が、あるいはそれを再生産するためのもの──顕彰のための施設・モニュメント、儀礼や禁忌などの慣習的実践など──が生産される。

さしあたってここでは、死という経験の場に対する介入と相克のダイナミズムを、「死をめぐるポリティクス」として考えてみたい。アジア民衆史研究会は2006年度、「死をめぐるポリティクス」という年間テーマのもと、死という経験を巡るさまざまな介入と相克、分裂と結合の複雑な様態を考察する。それを通じて、19世紀から20世紀にかけての東アジア地域における「民衆の世界観」の変容過程を考えるための糸口を探ってみたいと思う。

アジア民衆史研究会では2001年度以来、中長期的なテーマとして「東アジアにおける民衆の世界観」を掲げた。このテーマのもと2001年度は民衆の世界観の一側面として「君主観」を検討した。

続いて「他者をめぐる空間認識」という問題を設定した。「民衆は自らの所属している空間をどのように捉えているのか」という問題設定のもと、2002年度は「自己と他者との関係の中における空間認識」を検討した。2003年度には特に権力関係の中での空間認識の問題を検討し、支配層と民衆との認識のズレの問題について検討することができた。また、「境界」というものがアプリオリに存在するのではなく、「他者」との出会いを通じて形成されていくものであること等についても、幅広い議論をすることが出来た。さらに2004年度は、移動の結果として起こる接触という場面から、どのような世界観が形成され変容をとげたのかという問題をとりあげ、直接的には国家を意識していない民衆独自の空間認識の検討を試みた。

2005年度は世界観を創出する行為としての<語り>に注目し、特に東アジア地域共通の経験としてウェスタンインパクトについてのさまざまな<語り>を検討した。「<語り>が事実に符合するかどうか」という問いをいちど留保した上で、なぜそのような<語り>が生産されるのかを問うことによって、<語り>のエコノミーの相対的な自律性とその転移・再利用(佐々報告)あるいは再生産(山田報告)、<語り>を媒介とした社会認識の構築(青木報告)あるいは運動(杉山報告)を考察することができた。

しかしこのような成果を得ながらも、国民国家論の問題圏──多少の逸脱やせめぎあいはあったけれども、終極的には国民国家のイデオロギー編制に収斂するのだ──を踏み越えられたかどうか、やや心もとない。

近世・近代移行期においては、「終極的には」国民国家の権力装置とそのイデオロギーがヘゲモニーを握る、それは概ね確かなことだと言えるだろう。2006年度のテーマ「死をめぐるポリティクス」も一応はそれを前提としている。しかしここで検討したいのは、「終極」のやや手前の空間、死という出来事によって出現した、さまざまな力の接触と闘争の空間である。この空間への介入は複数の位相からやって来るため(死者の近親者という位相、所属していた地域・職業・信仰などの諸集団等)、「終極的には」支配的イデオロギーの主導の下に序列が形成されるとは言え、子細に観察すればその複雑かつ屈折したヘゲモニー闘争のダイナミズムを明らかにすることが出来るのではないか、そのような微細な闘争の集積はどこへ行くのか──これが本年度テーマの目論見である。

文責:佐野智規

2006/06/10

『アジア民衆史研究 第11集 ウェスタンインパクトはいかに語られたか』

アジア民衆史研究 第11集
ウェスタンインパクトはいかに語られたか
東アジアにおける民衆の世界観 (5)

中嶋久人「2005年度趣旨文 ウェスタンインパクトはいかに語られたか」

(第1回大会)
杉山弘「「クラント将軍」とは誰のことか──1879(明治12)年、コレラ騒動の風聞から──」
山田賢「清末湖南の反キリスト教運動と「正しさ」の系譜」
高口康太「参加記」

(第2回大会)
佐々充昭「東アジア近代におけるウエスタン・インパクトと国教創設運動の展開」
青木美智男「小林一茶の社会性と海外認識」
玉井建也「参加記:だれもいない森の中で木が倒れたら歴史学になるか」


書誌情報
  • 2006年5月発行
  • B5版/約80ページ
  • ISSN 1881-5618
  • 日本語・ハングル・中国語(繁体字)目次
  • 装幀:田村亜紀子

2006/02/15

第2回ワークショップを開催しました

2006年2月11日、アジア民衆史研究会ワーキンググループは韓国の歴史問題研究所と、第2回共同ワークショップを開催しました。
テーマは「近代移行期における東アジアの民衆のあり方を比較し、連関を考えるための国際的ネットワーク」構築のためのワークショップ 2です。
詳細につきましては、会報21号にてご報告いたします。

日程
2月11日(
 個別報告:
   チャン・ヨンギョン「最近の韓国における 「民衆」及び「マイノリティ」をめぐる幾つかの問題」
   大川啓「日本近現代史研究における 「民衆」・「主体」の現在」
   李京遠「教祖伸寃運動期に表れる儒教的側面に対する考察」
   佐々木啓「戦時期の民衆像をめぐって」
   総合討論
   歴史問題研究所との夕食会
2月12日(
 フィールドワーク:
   川俣事件顕彰碑、雲龍寺、田中正造生家、佐野市郷土博物館、谷中村跡(渡良瀬遊水地内)
 歴史問題研究所との懇親会

雲龍寺

雲龍寺

谷中村

谷中村

ワークショップ

ワークショップ

懇親会

懇親会