スキップしてメイン コンテンツに移動

2020年度の活動について(第1報)

2020年度の活動について(第1報)

2020年5月13日

アジア民衆史研究会代表および会務運営実務を担う本会委員会は、昨今の情勢を鑑み、例年6月に開催している総会および定例研究会(大会)の開催を、延期することとしました。

現時点において委員会は、2020年度総会および第一回の定例研究会(大会)を10月以降に開催し、第2回の研究会を2021年1月に開催できるよう、検討しています。昨年度の研究活動を掲載した論集『アジア民衆史研究』は、すでに編集作業を完了していますが、本会事務局の所在する明治大学の活動制限が緩和されてのち発刊できるよう、調整しています。なお『アジア民衆史研究会会報』および会費納入のご依頼は、6月上旬の発送を予定しています。

本会の規約および手続きの慣習上、年度ごとの人事案および活動計画は委員会が総会にて提案し、承認いただくこととなっています。しかし当面、総会を開催することじたいが困難であるため、暫定的にこのような決定としました。今年度の活動計画案をこのような形でお知らせするのは心苦しい限りですが、新しい方針が策定されましたら、随時本会ウェブサイト等にてお知らせします。

本会の活動を長年にわたり支えてくださっている会員のみなさま、昨年度に研究会にてご報告いただいたみなさま、今年度研究会でのご報告をすでにご快諾いただいていたみなさま、および研究会参加を心待ちにされているすべてのみなさまの、安全と健康を切に願っています。


アジア民衆史研究会代表
アジア民衆史研究会委員会

このブログの人気の投稿

2025年度総会のご案内・第1回研究会(7/12)へのおさそい

7月12日(土)、アジア民衆史研究会2025年度総会および第1回研究会を開催いたします。 今回も会場・オンラインのハイブリットでの開催です。 ご参集のほど、よろしくお願いします。 概要 日にち:2025年7月12日(土) 時間:11:00~11:30 総会、13:00~17:10 研究会 場所: 早稲田大学早稲田キャンパス22号館  5階 508教室、およびオンライン開催(Zoomを使用します) 主催:アジア民衆史研究会 総会次第 2024年度活動報告および2025年度活動計画 2024年度会計決算および2025年度会計予算 第1回研究会 報告者(タイトルは仮) 金澤佳音「加茂一揆後期段階における一揆勢の行動論理 ──足助打ちこわしにみる──」 天保期に甲州騒動と並んで幕藩領主に大きな衝撃を与えた三河加茂一揆は、「鴨の騒立」にみられる、一揆勢による「世直し神」の自称や役人をも恐れぬ口利きが注目され、一揆の伝統の崩壊を象徴するものとして捉えられてきた。しかし、一揆の作法や暴力の位置づけをめぐる研究が進展してきた近年の百姓一揆研究の動向をふまえて加茂一揆を見つめなおすと、打ちこわしという実力行使の段階においても作法を遵守し、明確な打ちこわし基準をもつ一揆勢の姿を発見することができる。こうした点から、19世紀の民衆運動の性質を展望するうえで、加茂一揆には再検討の余地が存在する。 本報告では、三河加茂一揆を、頭取辰蔵による村役人との交渉を主目標とした前期、足助打ちこわしを主目標として人数が膨れ上がった後期に分け、特に後期における一揆勢の行動論理について考察する。その際、拳母藩兵からの逃走後も一揆勢が集結し、二度目の足助打ちこわしにはじまって打ちこわしを継続していくことに注目する。そして、一揆勢・打ちこわし対象となる人々・領主権力の3つの視点から、段階的にその規模を拡大していく加茂一揆の性格についての再検討を試みる。 樋浦豪彦「日露戦争前後における「農村青年」論の諸相」 日露戦後において国家主導で進められた地方改良運動は、疲弊する農村の再建を目指す運動であった。この運動の徹底的な推進のために戊申詔書が渙発された。このことは国家による今まで抱合されていなかった厖大な農村の青年を掌握するための働きかけであった。以上の点はこれまで、政治、経済、教育など様々な分野から明らかに...

論集『アジア民衆史研究』総目次:27集(2022)から31集(2025)まで

論集のご購入は、 お問い合わせ をご参照ください。 『アジア民衆史研究』27集 中嶋久人・深谷克己「序文」 2021年度第1回研究会 合評:趙景達『近代朝鮮の政治文化と民衆運動』 藤谷浩悦「民衆史研究の可能性をめぐって ──書評:趙景達『近代朝鮮の政治文化と民衆運動 ──日本との比較』」 大月英雄「儒教的政治文化から見た朝鮮と日本 ──趙景達『近代朝鮮の政治文化と民衆運動』に寄せて──」 藤田貴士「民衆運動史研究における方法的転回 ──趙景達『近代朝鮮の政治文化と民衆運動 ──日本との比較』に寄せて──」 趙景達「政治文化からみた民衆運動 ──拙著『近代朝鮮の政治文化と民衆運動』書評に因んで──」 討論要旨 2021年度第2回研究会 自由論題報告 内津マリノ「清代台湾の地方社会 ──植民地研究の前提として──」 古川梨子「昭和初期における『婦人画報』の読者像 ──「大衆化」から「高級雑誌」への変遷を通じて──」 特集企画 新型コロナウイルス感染症パンデミックの現在 ──それぞれの人々の経験と認識から考える②── 金憲柱「コロナ前後韓国社会の変化」(小河寛和訳) サクシ・シリー「新型コロナウィルスと留学期の経験」 書誌情報 2022年7月31日発行 A5版/118ページ/日本語・ハングル目次 ISSN 1881-5618 『アジア民衆史研究』28集(増刊号) 青木然・藤田貴士「はじめに」 第1部 視座としての民主主義 児玉憲治「近世日本に民主主義はあるか?」 三村昌司「日本における明治維新期研究は民主主義をどうとらえたか」 洪東賢「解放以後の東学農民戦争に関する認識変化と遺失された記憶」 金憲柱「「暴徒」と「良民」のはざまで ―1907年の自衛団の設置と地域社会関係網―」 藤田貴士「近代日本における民衆世界と知識人 ―賀川豊彦の民衆観を事例として―」 張愿牙「1920~1930年代性産業従事者女性の従属的現実と対応」 第2部 問い直される民主主義 上地聡子「「在外同胞」と「民族自決」から考える民主主義の範囲と主体 ―敗戦直後の沖縄を例に―」 韓奉錫「韓国民主主義とアメリカの対韓援助 ―民主主義、自助(self-help)、人道主義救護―」 中嶋久人「地域における民...

2025年度第2回研究会(1/24)「東アジア小農社会の身分と差別」へのおさそい

 2026年1月24日(土)、アジア民衆史研究会2025年度第2回研究会を開催いたします。 会場・オンラインのハイブリットでの開催です。 ご参集のほど、よろしくお願いします。 テーマ「東アジア小農社会の身分と差別」 概要 日にち:2026年1月24日(土) 時間:14:00~ 18:40  ※開始時間が変更になりました。 場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー12階1124教室・Zoom(ハイブリッド) 主催:アジア民衆史研究会 報告 山内民博「近世朝鮮地方社会における白丁の位相 —18世紀後半〜19世紀初頭の屠漢・泮人をめぐる紛争事例から—」 関口博巨「「悪しき道々の者」の世界 ―日本近世の身分と差別―」 コメント 岸本美緒氏 タイムスケジュール 14:00 開会の挨拶、注意事項の説明 14:10 第一報告(山内氏) 15:20 第二報告(関口氏) 16:40 コメント(岸本氏) 17:20 総合討論 参加費(レジュメ代) 会場参加:500円 オンライン参加:無料 申込方法 申込にはGoogleフォームを使用します。参加を希望される方は、下記URLをクリックし、Googleフォームにメールアドレス等をご登録ください。どなたでもご参加いただけます。 https://forms.gle/PxgEqNdqDpfJNNjf7 2026年1月23日(金)17時までに招待メールをお送りいたします。 注意事項 申込は1月22日(木)までにお済ませください。 皆様の参加形態の事前把握のため、会場参加であっても事前申し込みをお願いします。なお、会場参加で申し込まれた場合でも、当日にオンライン参加に変更することは可能です。 報告者の研究成果を剽窃するなど、研究倫理に反する行為を行わないことを求めます。 オンラインでのご参加にあたって ホストが認めた者以外の録音・録画は禁止となっています。 会の運営に支障をきたすと判断した場合、ホストの権限で強制退出させる場合がございます。   趣旨文「東アジア小農社会の身分と差別」 近世の被差別身分に由来する日本の部落問題は、当事者・関係者たちの長い闘争と戦後社会の民主化によって少しずつ解消されてきた反面、近年は差別を見えにくくしてしまう「無化」の問題も指摘されている(黒川みどり『被差別部落認識の歴史 異化と同化の...